熊本地震支援ボランティア(その3)

ボランティア活動2日目の午後に雨がやみました。
ベースキャンプより連絡を頂き、依頼のあった方のお手伝いさせて頂きました。
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 ここには日本全国から集まったボランティアが、被災地の方々に寄り添った復興支援を行っています。
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 公園にある仮設の事務所です。ここで活動されている方々は阪神淡路大震災、東日本大震災,
そして今回の熊本地震等、日本全国で災害があれば被災地に集まり、活動を行っているそうです。
本当に頭の下がる思いです。
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ボランティアの方々が寝泊りしているテントです。 
大企業などから支援を受け、日本全国から集まったボランティアのまとめ役となって復興支援を行っているそうです。

私達は3、4人のグループに分かれて、南阿蘇の社会福祉協議会を通じて依頼のあった現場に向かいます。
今回は、熊本地震に加え、昨夜の大雨の為、多くの場所で土砂崩れが発生しました。
土砂の撤去作業、崩れかけている崖のブルーシート張り、雨に備えての土嚢作りなどが主な仕事でした。
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私の行った現場は土砂崩れで畑が流され、住宅にまで流れて来た、高齢者の方の自宅や道路の土砂撤去をお手伝いしました。総勢25名程の皆様と夜7時まで作業を行う事が出来ました。
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3日目です。
ベースキャンプに8時に集合し、打合せの後、昼まで作業を行う予定でしたが、3日目も朝から大雨です。その為、本日の活動も中止となってしまいました・・・
3日間、ボランティアに参加させて頂いたのに、何のお役にもたてなかった事が本当に残念です。
しかし、本日参加した仲間と「被災されている方々の為にも、もう一度熊本に来る。」と約束し、帰路につきました。
熊本地震のボランティアは今回で3回目ですが、私は初参加でした。東日本大震災の時も何度か参加させて頂きましたが、毎回感じる事は、被災された方々の生活を見て、お話を聞く事がとても大切な事だと感じます。

東日本大震災の復興もまだ道半ばです。熊本もボランティアの数は足りません。私に出来る範囲の中で、これからも協力させて頂きます。