ご縁を頂き、武田信玄公の菩提寺、塩山市の恵林寺で行われた信玄公の御命日のご供養、並びに恵林寺の歴代和尚である快川国師(戦国、安土桃山時代の臨済宗の僧。武田信玄に招かれ恵林寺に入寺)の毎歳忌のご供養に出頭させて頂きました。

　初めて参加させて頂きましたが、境内には屋台が並びとても賑やでした。国中(山梨は甲府盆地の中の事を国中と呼ぶ)では信玄公は特別な存在で、信玄あっての甲斐の国と言う感じです。

　また、信玄公が帰依して禅を学んだ快川国師禅師のご供養も本堂内で厳かに行われました。

　武田軍の軍旗『風林火山』は余りに有名です。快川国師より学んだものです。

　山門に書いてある字は、武田信玄滅後に織田信長に焼き打ちにあった際、快川国師の最期の言葉です。
安禅は必ずしも山水を須いず「安禅不必須山水」
心頭を滅却すれば火も自ら涼し「滅却心頭火自涼」

　私自身も初めて参加させて頂き、とても良い経験をさせて頂きました。
ありがとうございました。