今年も多くの壇信徒の皆様方と施餓鬼供養を執り行いました。
施餓鬼供養に先立ち、建長寺派布教師・松本隆行師より施餓鬼についての法話をお聞きしました。
施餓鬼供養とは字の如く、餓鬼に施すという意味で、餓鬼道に落ち苦しんでいる全ての者に対して、多くの僧侶を集めご供養を行います。その供養をする事で、私達の全ての御先祖様を救う事にも繋がります。私達は日頃より多くの命を頂き、生かして頂いています。普段より、この世に生きる全ての者に対し、物を分け与えるという心掛け、地を這うありから、植物まで気を配る優しさを学ぶことのできるご供養です。
読経中に壇信徒の方々、全てのお名前を読み上げ、ご供養致しました。
外に向かって水向けを行います。施餓鬼ではお焼香の代わりに、お米と水を施して頂きます。
僧侶の読経中に、ご参加して頂いた全ての皆様にも順番に水向けをお願いいたしました。
外では建長寺汁、酒饅頭などが振る舞われています。
また、今年はその横で東日本大震災、並びに熊本地震の復興市場を開催いたしました。
多くの皆様に東北の海産物、お酒や熊本の高菜漬け、焼酎、くまもんグッズなど買って頂き、被災地の皆様を応援して頂きました。
来年も10月の第4土曜日に施餓鬼供養を執り行います。
今年、来寺出来なかった方々も是非一度、足をお運びご供養会にご参加下さい。